
FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表FW小川航基やFW塩貝健人、MF佐野航大と、これまで日本人選手を獲得し続けてきたオランダ1部NECナイメヘン。塩貝が2025/26シーズン途中にボルフスブルクへ完全移籍し、佐野にも今夏移籍が噂されているだけに、再び日本人選手を迎え入れる可能性が報じられているが、その補強戦略の再考を余儀なくされているという。
日本人選手獲得戦略の継続は、2025年10月時点でオランダ『Trouw』が報道。カルロス・アルバースTD(テクニカルディレクター)は2026年3月、オランダ『RN7』のYouTube番組に出演した際、複数の日本人有望株を視察していることを明かしている。
ナイメヘンが日本人選手の獲得に注力していた背景のひとつに、年俸の安さがある。オランダリーグでは、2024年の時点でEU圏外選手の最低年俸額が40万ユーロ(約6460万円)に設定されており、20歳未満の場合は半額の20万ユーロ(約3230万円)。現地メディア『Voetbal』によると、塩貝はナイメヘン時代の年俸が最低ラインの20万ユーロだったという。また、佐野の年俸も30万ユーロ(約5500万円)だという。
しかし、オランダ『VI』によると、EU圏外選手の最低年俸額が63万ユーロ(約1億1700万円)、20歳未満の場合は31万5000ユーロ(約5800万円)に引き上げられるとのこと。同メディアは「非EU選手に適用される給与基準は、多くのクラブにとって大きな悩みの種となっている」と伝えている。
ナイメヘンにとって、日本人選手を獲得するメリットは安価な移籍金、格安年俸だった。ただ、今回の規定変更により、日本人を含むEU圏外選手獲得を断念する可能性があるという。
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