
横浜F・マリノスは先日、シティ・フットボール・グループ(CFG)が保有する同社の全株式が、日産自動車株式会社へ譲渡されると公式発表。「CFGにはこれまで株主として当社の事業運営を支援いただきましたが、今後、横浜F・マリノスとCFGは新たにパートナークラブとして活動を継続していきます」と関係継続の方針を明らかにしているが、株式売却の裏側に日本独特のネガティブな要因があったとの見方があるようだ。
英メディア『フットボール・インサイダー』は5日に「マンチェスター・シティのファンは、シティ・フットボール・グループ(CFG)が最近、日本のクラブである横浜F・マリノスの保有株を売却したことを懸念すべきではない」とリポート。2004年から2009年までエバートンのCEOを務めたキース・ワイネス氏が、今回の一件について以下のように語ったという。
「日本は活気のある市場であることは分かっています。しかし、重要なのはスポンサーシップと、サッカー部門における実際の権力構造です。マンチェスター・シティは日本でも人脈を築いており、今後も強力なスカウティングネットワークを維持できるでしょう。そのため、クラブそのものを所有し続けることは不可欠ではなかったと思います」
「時には規模を少し整理し、新たな地域や市場に目を向ける必要があります。彼らは非常に賢明なグループですし、物事がうまく進まない場合、あるいは日本で見られたような政治的要因があるのであれば、撤退を決断しなければならない時もあるのです」
「私はこの動きを非常に注意深く見守ってきましたが、とても興味深い試みでした。今回の件はCFGに長期的な問題があることを意味するものではありません。ただ、投資案件の中には、時折見直しが必要なものがあるということです」
このワイネス氏の発言をもとに、同メディアは「マンチェスター・シティは横浜FMを巡る政治的要因にうんざりしていた」「CFGは株式売却後も横浜F・マリノスとの関係を維持することをすでに明らかにしており、ワイネス氏はこれを前向きな判断と評価している」と伝えている。
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