
カーボベルデ代表は4日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会決勝トーナメント1回戦で、FWリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表に善戦も、延長戦の末に2-3で敗北。インターネット動画配信サービス『DAZN』で解説を担当の日本代表OB田中マルクス闘莉王氏が、カーボベルデ代表監督の交代カードの切り方をもとに、日本代表の戦い方や森保一監督の采配を批判している。
カーボベルデは29分、メッシに先制ゴールを許すも、59分に追いつく。1-1で迎えた延長戦でもアルゼンチンに勝ち越されたが、103分に再び同点。111分に再び勝ち越されて敗れた。
前評判を覆すかのような粘り強い戦いをアルゼンチン相手にも披露したカーボベルデ。ブビスタ監督は後半以降、リスクを冒してアタッカーの選手を投入するなど、ゴールを狙う姿勢を鮮明に打ち出していた。
試合後、闘莉王氏はブビスタ監督の積極的な采配について感想を訊かれると、「こういう部分は日本代表もカーボベルデから勉強しないといけないと思う」と切り出し、森保ジャパンについてこう私見を述べている。
「後ろの枚数を減らしてでも、前に出ていく勇気を出して。日本がゴールを取らないといけない場面で、ずっと3バックで戦っていても…結局は怖さがない。負けるかもしれないけど、『殴りにかかるぞ』という姿勢を見せないといけない」
日本代表は決勝トーナメント1回戦で、ブラジル代表に1-2と敗れたが、この試合ではMF堂安律(SCフライブルク)やFW中村敬斗(スタッド・ランス)を途中交代させた森保一監督と、後半になってサイド攻撃を徹底したカルロ・アンチェロッティ監督の采配力の差が如実に現れた。
なお、森保監督の采配を巡っては、元横浜F・マリノス、セルティック指揮官であるアンジェ・ポステコグルー氏も、「アンチェロッティは選手たちを信頼した。一方、森保監督は逆に選手を信頼しなかった」とコメント。
「日本はプレッシャーを受けると、それまで競争力を発揮していた根本的な原則から離れた。アンチェロッティは選手たちが最後まで試合を追い続けることを信じていた。一方、日本は前半にブラジルを苦しめた積極的で前向きなスタイルを徐々に放棄した」などと分析している。
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