
日本代表MF田中碧は、FIFAワールドカップ北中米大会決勝トーナメント1回戦で、自らのミスからブラジル代表に決勝ゴールを献上。試合後、同選手へのネット上で誹謗中傷や批判が殺到するなか、所属先のリーズ・ユナイテッドが水面下で動いていたことが明らかになっている。
海外メディア『ジ・アスレチック』は3日、田中の現状を特集。「日本がブラジルに2-1で敗れた月曜日の試合後、その余波は田中を支える人々にとって見るに堪えないものだった。ヒューストンのピッチ上で、彼は試合終了間際の失点につながるボールロストを犯したあと、涙をこらえきれず崩れ落ちた」と、ブラジル戦での様子に触れると、以下のように伝えている。
「ブラジル戦敗戦後、リーズのスタッフがすぐに田中へ連絡を取ったのも当然の対応だった。コーチ陣も直接コンタクトを取っているが、リーズにはこうした困難な状況で選手を支える専門のプレーヤー・リエゾンスタッフも配置されている」
「田中はリーズのプレシーズンに合流するまで、少なくとも3週間ほどの休養を取る見込み。ダニエル・ファルケ監督やクラブのスタッフは、この難しい時期を乗り越えられるよう、田中のメンタルケアにも力を注ぐ考えだ」
同メディアによると、田中は2025年4月のイングランド2部リーグ戦(対ミドルズブラ)でも、試合後にロッカールームで涙を流していたとのこと。当時、ファルケ監督は試合後のインタビューで日本代表ミッドフィルダーの様子についてこう語っていたという。
「彼はまだ若い。なぜみんなが私たちに向かって怒鳴っているのか理解できず、ロッカールームで涙を流していた。何があったのか尋ねると、『心が空っぽで、とても疲れています』と話していた」
「私たちは時に、選手がロボットではなく人間であることを忘れてしまう。普段はメンタルヘルスについて語るが、シーズン終盤の勝負どころになると、それを考えなくなってしまう。本当に難しいことだ」
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