
FIFAワールドカップ北中米大会で結果を残した日本代表FW中村敬斗は、今夏スタッド・ランス退団がほぼ確実。マンチェスター・ユナイテッド、ベンフィカ、DF長友佑都の古巣であるインテルなど複数クラブからの関心が報じられているが、その裏でランスの会長による一部発言が話題に。スポンサー契約を結んでいる『株式会社ヤスダグループ』の未払い問題が影響を与えている可能性もあるとみられる。
フランス『Reims VDT』が29日に伝えたところによると、ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長は、中村ら一部選手の去就について「契約解除条項が存在している」と発言。「退団する可能性がある選手は何人かいる。すべてはどのようなオファーや機会があるか次第だ」と、原則として移籍を容認する姿勢を見せたが、その背景には同クラブの厳しい財政状況があるという。
同メディアによると、カイヨ会長は「シーズン開幕前までに4000万ユーロ(約74億円)を確保しなければならない」とコメント。2025年の時点で、ヤスダグループが契約上の義務を履行していない可能性があるとして、スポンサー料などの債務が支払われていない状況を報じていただけに、この未払い問題がクラブの財政や中村をはじめ一部選手の去就、ランスの補強計画に影響を及ぼしているものとみられる。
一方、『Reims VDT』は中村の移籍先候補について、マンチェスター・ユナイテッド、ベンフィカ、インテルからの関心を報道。海外メディア『セントラル90』は28日の時点で「ベンフィカとランスの交渉は現在、かなり進展している」「詳細は近日中に判明する予定」と伝えている。
なお、ヤスダグループはランスの他に日本代表MF久保建英擁するレアル・ソシエダともスポンサー契約を結んでいるが、こちらに関しても24億円規模の未払い金の存在が報じられている。
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