
FIFAワールドカップ北中米大会・決勝トーナメント1回戦でブラジル代表から先制ゴールを挙げた日本代表MF佐野海舟の去就が、他の日本人選手にも影響を与えそうだ。マインツ所属の同選手には、MF遠藤航擁するリバプール、DF冨安健洋の古巣であるアーセナル、ガンバ大阪からMF山本天翔を獲得するボルシア・ドルトムント、それにマンチェスター・ユナイテッドからの関心が報じられているが、マインツは佐野の後釜としてアロウカ所属MF福井太智の獲得に動く可能性があるという。
福井の去就を巡っては、ポルトガルメディア『Record』が5月末の時点で「ラ・リーガのラージョ・バジェカーノのみならず、複数クラブからオファーが届いている」と報道。アロウカは契約解除金満額の1000万ユーロ(約17億円)を求めているという。
しかし、ドイツ『マインツ・ワールド』は30日に「マインツは佐野海舟の退団に備えて、福井をリストアップしている」と報道。「21歳の日本人タレントである福井は、サガン鳥栖、バイエルン・ミュンヘンで育成され、その後アロウカでブレイクを果たした」と伝えている。
また、同メディアによると、同選手の市場価値はわずか500万ユーロ(約9億円)。アロウカは市場価値の2倍に相当する移籍金で莫大な収益を得ることを計画しているようだ。
ただ、マインツは佐野の放出により、少なくとも5000万ユーロ(約92億円)の移籍金を得る見込み。一部は鹿島アントラーズや町田ゼルビア等に連対貢献金として支払われるが、それでも80億円以上の収入が見込まれるだけに、記事では「マインツは佐野を巨額の移籍金で売却するため、福井の獲得交渉で障害はない」と綴られている。選手サイドとしても、ポルトガル1部からブンデスリーガへのステップアップ移籍に魅力を感じている可能性が高いだけに、近日中に合意に達する可能性は十分ある。
なお、福井には一時スポルティングCP移籍の可能性も報じられていた。2025/26シーズン限りで退団したMF守田英正にかわるセントラルミッドフィルダーとして獲得するとみられていたが、『Record』は「福井はスポルティングCPの補強候補には含まれていない」と報じている。
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