
原川力(柏レイソル)
2人目は、柏レイソルMF原川力だ。京都サンガでの下部組織でプレーしたのち、2012シーズンからトップチーム昇格を果たす。同シーズンのJ2リーグ第25節の愛媛FC戦でプロデビューを果たすも、翌シーズンまでの2シーズンでJ2リーグ10試合の出場にとどまる。
2014シーズンは成長を求め、J2の愛媛FCに期限付き移籍。ここでは、高いパス精度やシュート技術を武器に中盤から試合をコントロールし、同クラブの主力として32試合1ゴール3アシストをマークし、飛躍を遂げたシーズンになった。
翌2015シーズンは保有元の京都に復帰し、J2リーグ29試合2アシストをマークし、J2屈指のプレースキッカーとして注目を集めた。この活躍もあり、2016シーズンには川崎フロンターレに完全移籍を果たしたほか、リオデジャネイロオリンピックのサッカーU-23日本代表にも選出され、チームに貢献。その後は、サガン鳥栖やセレッソ大阪、FC東京などでレギュラーとしてプレーしたのち、昨シーズンから柏に完全移籍していた。
昨シーズンはJ1リーグで15試合1アシスト、今シーズンの百年構想リーグでは9試合に出場。限られた時間の中でチャンスクリエイトに結びつけるパス精度の高さは未だ健在であり、水戸のボランチを活性化させるために、J1を知り尽くした原川の獲得に動けば、中盤に新たな選択肢が生まれる。

田川亨介(鹿島アントラーズ)
3人目は、鹿島アントラーズFW田川亨介だ。サガン鳥栖の下部組織でプレーしたのち、2017シーズンからトップチームに昇格。プロ1年目は走力を生かした前線からのプレスや相手DFの背後をとる抜け出し、ポストプレーを武器にJ1リーグ24試合4ゴール2アシストを記録した。
翌2018シーズンもJ1リーグ23試合2ゴールをマークすると、2019シーズンからFC東京に完全移籍。在籍当初はJ3リーグに所属する同クラブのU-23でのプレーが主だったが、2020シーズンからは主力FWとしてトップチームで活躍。すると、2022年1月にはポルトガル1部リーグのCDサンタ・クララへ期限付き移籍。リーグ戦では、1シーズン半で39試合7ゴールと初の海外移籍でまずまずの成績を収めた。
2023年7月には、スコットランドのハート・オブ・ミドロシアンに完全移籍。ここでは、エースストライカーとしての活躍が期待されたが、リーグ戦14試合2ゴールと結果が振るわず、2024年8月に鹿島に完全移籍となり、日本へ出戻る形に。鹿島ではFWレオ・セアラやFW鈴木優磨といった錚々たるメンバーからスタメンを奪うことができておらず、途中出場での出場機会を得ている。
海外経験やJ1での経験豊富な田川を水戸が獲得出来れば、攻撃陣に迫力が加わることはもちろん、クラブ最大の目標であるJ1残留の切り札となるだろう。
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