
パルマ所属GK鈴木彩艶やガンバ大阪所属GK荒木琉偉など、将来有望な守護神が揃っている日本サッカー界。川崎フロンターレ下部組織出身であり、現在ベルダー・ブレーメンでDF菅原由勢のチームメイトであるU21ドイツ代表GKミオ・バックハウス(日本名:長田澪)に日本代表入りの可能性が報じられているが、またひとり新星が現れそうだ。
ベルギーの移籍市場に精通するジャーナリスト、サシャ・タヴォリエリ氏がたった今報じたところによれば、FW後藤啓介(現在シント=トロイデンVVへ期限付き移籍中)を保有するベルギー1部アンデルレヒトが、日本国籍とイタリア国籍を持つ16歳のGKレオン・ヴォルピーニを獲得したという。
ヴォルピーニはこれまでKVコルトレイクのユースチームでプレー。アンデルレヒト加入後はU18チームに合流する予定だという。コルトレイクはベルギー1部に属するクラブであり、そのアカデミーで育った16歳が同国の名門に引き抜かれた事実は、彼のポテンシャルの高さを如実に物語る。
注目すべきは代表キャリアだ。ヴォルピーニは2026年4月、U16日本代表に招集され2試合に出場。日本サッカー協会(JFA)がすでにマークしている存在であることは疑いようがない。
一方、現時点ではA代表選択に関する公式発表は何もない。日本国籍とイタリア国籍の両方を保有するヴォルピーニには、当然ながらイタリア代表という選択肢も残されている。バックハウスがU21ドイツ代表として活動しながらも日本代表入りの可能性が取り沙汰されているのと構図は酷似しており、JFAがどこまで本格的なアプローチを仕掛けるかが今後の焦点となる。
16歳の段階でベルギー1部クラブのアカデミーに迎えられた事実は純粋に評価に値する。だが、代表選択という「タイムリミットのある決断」において、JFAの動きが後手に回り続けるようであれば、逸材をイタリアに明け渡す格好となる。アンデルレヒト加入により、今後より一層注目度が高まるとみられるだけに、今後のJFAのアプローチの重要性が増している。
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