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フライブルク鈴木唯人がEL1位!2ゴールの他に圧巻データ判明!市場価値26億円は過小評価か

鈴木唯人 写真:アフロスポーツ

 SCフライブルク所属MF鈴木唯人は、16日開催のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグで、2ゴールをマーク。フライブルクをベスト4へ導いたが、その圧倒的なパフォーマンスはゴール数だけに留まらなかった。FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表に招集される可能性がより一層高まっている。

 データサイト『Gradient Sports』が公開したランキングによれば、鈴木は今季UEFAヨーロッパリーグ出場選手の中で「最高速度(5試合以上の上位5回平均)」が34.3km/hと堂々の1位。2位のアントニー(レアル・ベティス、34.0km/h)、3位のウィリアム・ゴメス(FCポルト、33.1km/h)など、欧州トップレベルのスピードスターを抑えての首位だ。

 注目すべきは市場価値との対比である。ランキング上位にはサムー・アゲホワ(3930万ユーロ:約73億円)、ダン・ンドイエ(4700万ユーロ:約88億円)といった高額選手が並ぶ中、鈴木はわずか1420万ユーロ(約26億6,000万円)。欧州屈指のスプリント性能を持ちながら、市場では依然として低評価にとどまっている。この歪みが移籍市場で一気に是正される展開は、十分に現実的だ。

 森保一監督が日本代表に「速さ」と「ゴール」の両立を求めるならば、今の鈴木を外す根拠が見当たらない。攻撃陣で違いを見せてきたMF南野拓実(ASモナコ)が戦列を離れているだけになおさらだ。

 むしろ問うべきは、欧州カップ戦でこれだけの数字が揃いながらW杯日本代表への招集が見送られた場合、森保監督はどう説明するのかという点だ。3月の国際親善試合(対イングランド、スコットランド)ではMF守田英正(スポルティングCP)の招集外で物議を醸しただけに、W杯本番での選考基準への疑念は、さらに深まる一方である。