
ブラジル代表FWネイマール擁するサントスは現在、財政難に直面。すでに2025年夏にMFディエゴ・ピトゥカをV・ファーレン長崎に移籍金ゼロで放出しているが、DFゼ・イヴァウドや、名古屋グランパス、川崎フロンターレ在籍歴のあるMFジョアン・シミッチにもJリーグ挑戦の可能性があるという。
ブラジル『Bolavip』が報じた内容によれば、「サントスは現在、財政難に直面しており、7月の移籍市場で選手売却を進めるため水面下で動いている」とのこと。センターバックのゼ・イヴァウドとボランチのシミッチは、いずれもJリーグクラブから関心を寄せられており、サントスは両選手の退団を容認する構えだ。
29歳のゼ・イヴァウドについては、「日本のクラブが興味を示しているが、現時点で正式オファーは届いていない」と同メディアは伝える。185センチの右利きCBであるイヴァウドは、2025年1月にサントスに移籍金530万レアル(約1億6,000万円)で加入。だが、2026シーズンはここまでリーグ戦4試合のスタメン出場に留まり、フラメンゴ戦ではFWペドロとの競り合いに敗れて失点に関与。周囲から批判を浴び、指揮官からの信頼は急落しているだけに、「出口を探す側」と見るのが実情だ。
むしろ、より深刻なのはシミッチの扱いだろう。2025シーズンにリーグ戦31試合2ゴール1アシストを記録し、契約延長まで勝ち取った選手が、2026年に入ると10試合中スタメン出場はわずか4試合。3月中旬以降の5試合に至っては、得たプレータイムがわずか6分。クリスティアン・オリバの加入とグスタボ・エンリケの台頭で序列は急落した。半年足らずで「6分」に成り下がった理由が単なる競争原理なら、まだ救いがある。だが、現場の信頼を失うには何か看過できない事情があったとみるのが自然だろう。
Jリーグ復帰論の火種は今年1月から燻り続けていた。『Bola Vip』が複数のJクラブと代理人の接触を報じ、3月には『Santistas』も日本からの関心を伝えた。今回、レッドブル・ブラガンチーノと並行してサントスに問い合わせを行ったとされる「アジアのクラブ」がJクラブである可能性は、極めて高い。名古屋と川崎で計5シーズンを過ごしたシミッチは、Jリーグの環境を熟知した即戦力。「移籍濃厚」と読んでも過言ではない段階に達しつつある。2025年からJリーグ移籍の可能性が報じられていたイヴァウドとともに、日本に新天地を求めることになりそうだ。
コメントランキング