
レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は負傷離脱中だが、ユベントス移籍の可能性が浮上。ソシエダに対する『株式会社ヤスダグループ』の未払い報道が波紋を呼んでいるだけに、スタッド・ランス所属FW中村敬斗と同じく2026年夏までに所属クラブを変える可能性があるという。
海外メディア『all asian football』のジャーナリストであるダニーロ氏は1日、久保の去就について「ユベントスが久保にオファー」とリポート。「ルチアーノ・スパレッティ監督のもとなら、彼は飛躍的に成長する。戦術にもフィットする」と伝えているが、ユベントスではトップ下や右サイドで起用される可能性があるという。
一方、スペインメディア『ノティシアス・デ・ギプスコア』は2025年12月、ヤスダグループを巡る問題をリポート。ソシエダの年次決算報告書において、ヤスダグループに関連する1,340万ユーロ(約24億4,000万円)もの未収金が計上されていることが明らかになっているが、未払金は同社のメインスポンサー料や、2024年夏に行われた日本ツアー(東京ヴェルディ戦、ガンバ大阪戦)に関連するものだという。
ヤスダグループの今後の対応次第では、ソシエダとのスポンサー契約が打ち切りとなる可能性も考えられるところ。そうなった場合、以前からビッグクラブ移籍の可能性が取りざたされている久保にとって、ソシエダ退団への障壁が減るだけに、再び移籍に向かうかもしれない。
久保と同様、中村にも移籍の可能性はある。同選手の去就を巡っては、ドイツ『フースバル・ミニスター』が2025年12月に「(鎌田大地擁する)クリスタル・パレスは左サイドの補強を検討しており、中村が獲得候補に浮上している」とリポート。MF三笘薫擁するブライトン、トルコ1部トラブゾンスポルからの関心も報じられている。
久保を巡る状況は、ピッチ上の評価だけでなく、クラブの経営事情をも巻き込みながら大きく動き始めている。ユベントスからの関心は、選手としての市場価値が依然として高いことを示しており、戦術的な適性も含めて具体性を帯びた話と言える。
一方で、ソシエダにおけるスポンサー未払い問題は、クラブの安定性に疑問符を付ける要因となり、久保にとっては退団を決断しやすい環境を生み出しかねない。負傷からの復帰後、どの舞台で再出発を図るのか。久保の選択は、キャリアの方向性を決定づける重要な局面を迎えていると言えるだろう。
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