
堅実な守備構成で成果を上げてきたプレミアリーグのアーセナルは、DFウィリアン・サリバとDFガブリエウがセンターバックの主軸を務める。ミケル・アルテタ監督のもとで守備の安定がチームの強みとなる一方、競争を生み出すための新戦力確保も進めてきた。
今2025年夏にはラ・リーガのバレンシアからDFクリスティアン・モスケラを獲得し、将来的な守備の要として育成を図っている。
そのモスケラが、アーセナル加入を決断した理由について語ったことをUKメディア『Sport Witness』が伝えた。
「クラブでも街でもとても快適に過ごしている。アルテタ監督が最初に自分に話しかけてくれた瞬間から、アーセナルに行くことに迷いはなかった」とモスケラは明かし、アルテタ監督との直接の対話が移籍の決め手となったと振り返った。
また、同選手は「素晴らしい選手たちが揃っており、さらにスペイン語を話す選手も多く、適応を助けてくれた」と、クラブの環境にも満足感を示した。
モスケラは現在、サリバとガブリエウとのポジション争いに挑んでいる。同メディアによると、モスケラは「契約した時点で、世界クラスのスターと対峙することになるのは分かっていた」と語り、「それこそがクラブの方針だ。すべてのポジションで競争を生み、チームを可能な限り高みに導くことを目指している」とコメントした。
モスケラはまだスペイン代表のA代表としては出場しておらず、コロンビア代表での資格も保持しているが、「自分にできるのはクラブに集中すること。それができれば自然と道は開ける」と強調している。
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