
プレミアリーグで存在感を高めてきたアーセナルの主将MFマルティン・ウーデゴールは、攻撃的MFとしてトップクラスに位置づけられる一方で、今2025/26シーズンは負傷に苦しむ状況が続いている。
ウーデゴールは10月5日に行われたウェストハム・ユナイテッド戦(2-0)で、左膝内側側副靭帯を損傷、今シーズンはこれに先立ちノッティンガム・フォレスト戦(3-0)とリーズ・ユナイテッド戦(5-0)で肩を負傷している。
それでもアーセナルのミケル・アルテタ監督の下で重要性は揺らがず、膝を痛める以前の試合では質の高いプレーで存在感を示していた。
UKメディア『Just Arsenal』はスペインメディア『Fichajes』の情報として、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンと、リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)がウーデゴールの動向を注視していると伝えた。
両クラブが交渉の機会をうかがう一方、アーセナルは主将の慰留に努める姿勢を崩さず、外部の関心を退けるべく新契約の準備を進めているという。こうした動きは、ウーデゴールを中核に据えるクラブの方針を明確化する狙いとも受け取れる。
ウーデゴールの現行契約は2028年までとされ、クラブは同選手の影響力やリーダーシップを条件面に反映させる形で昇給や条項の見直しを検討しているようだ。
ウーデゴールの代理人は既に協議を開始しており、これはクラブに所属するMFレアンドロ・トロサールやGKダビド・ラヤに適用された最近の延長の動きとも整合する。
バイエルンやPSGの関心が伝えられてはいるものの、現時点でウーデゴールがアーセナルを離れる可能性は低いと見られている。
昨2024/25シーズンは一時的に調子を落とした時期もあったが、チームにおける重要性はクラブから高く評価されている。負傷前のパフォーマンスが示す通り、復帰後もアーセナルのタイトル争いで中心的な存在として力を発揮すると期待されている。
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