Jリーグ 大宮アルディージャ

U20日本代表DF市原吏音、RB大宮退団か!リバプール移籍は「リスク」新天地候補は?

市原吏音 写真:Getty Images

 RB大宮アルディージャ所属のU20日本代表DF市原吏音は、FIFA U20ワールドカップ全試合でプレー。プレミアリーグの強豪チェルシーやMF遠藤航擁するリバプールからの関心が報じられている一方、ビッグクラブ移籍反対論が噴出。フランスメディアが移籍先候補について指摘している。

 市原の去就については、英メディア『Rousing The Kop』は10月8日にリバプールからの関心を報道。レッドブルグループ・サッカー部門の責任者がリバプール元監督のユルゲン・クロップ氏であることに着目し、「RB大宮はクロップと繋がっている」と伝えたほか、チェルシーのスカウト陣がU20日本代表戦を視察した可能性も取りざたされている。

 一部でリバプールやチェルシーといったビッグクラブでの活躍が期待される一方、フランス『Fausse Touche』は市原の今後についてこう綴っている。

 「リバプール、チェルシーへの移籍にはリスクが伴う。特にクラブがJ1昇格を逃した場合は特にそうだが、彼はすぐに大宮を退団するだろう。理想はJ1で短期間プレーすることだが、残念ながらその可能性は低いだろう。可能ならば中堅クラブへ移籍すべきだ」

 市原は2020年以降コンスタントに年代別代表に招集され、2種登録選手時代の2023年7月12日に行われた天皇杯3回戦(対セレッソ大阪)で、クラブ史上最年少となる18歳と5日でトップチームデビュー。日本屈指の有望株として評価を上げているが、『Fausse Touche』の報道内容を踏まえると、2025シーズン限りで大宮退団の可能性は高いとみられる。

 オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏が、2025年6月の時点で「彼は高井幸大(トッテナム・ホットスパー)と同様、(現代の日本サッカーの)ディフェンダーで最強のタレントのひとりとして評価されている。J1を経由することなく、ヨーロッパへ移籍する可能性は十分ある」と伝えていたが、果たして同選手の海外移籍は実現するのだろうか。