
京都サンガ所属のブラジル人FWラファエル・エリアスは、9月末に負傷も復帰が近い模様。チームが10月19日に湘南ベルマーレ戦を控えるなか、帰化や日本代表入りを望む絶対的ストライカ-のコンディションが上向いているようだ。
エリアスは9月28日開催の明治安田J1リーグ第32節セレッソ大阪戦で、前半途中に相手選手とコンタクトした際、右ひざを押さえながら悶絶。治療を終えて一度ピッチに戻ったが、数分後に途中交代。10月4日の川崎フロンターレ戦ではベンチ外だった。
また本人はC大阪戦後、インスタグラムのストーリーズにて京都のユニフォームを身にまとう自身の姿を白黒画像でアップ。両手をあわせる絵文字、紫色のハート、サッカーボールのアイコンを添えた投稿が拡散されると、靭帯損傷など怪我が深刻である可能性が指摘されていた。
クラブ公式インスタグラムアカウントでは、10月9日にトレーニングの様子を捉えた画像が複数枚アップ。トレーニングウェアを着たエリアスの姿が捉えられている。全体トレーニング合流の可否は不明だが、屋外でのトレーニングを再開しているだけに、湘南戦で復帰するというシナリオも十分考えられる。
今季ここまでJ1リーグ戦で16ゴールをマークしているエリアスだが、先日にはブラジル『ge』のインタビューで「(帰化や日本代表入りの可能性について)いくつかの話はあるが、それはあくまで水面下のもので、具体的なものではない。帰化には言語やリーグでの在籍期間など、さまざまな条件が必要とされる。しかし、もしその機会が訪れるならば、僕は前向きに検討するよ」と語っていた。
エリアスの復帰がチームにとって大きな戦力補強となることは間違いなく、今後のJ1残り試合や日本代表入りの可能性に向けて、彼のコンディション回復状況に注目が集まる。
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