『週刊新潮』で性加害疑惑が報じられたものの、不起訴処分もあり日本代表復帰を果たしたスタッド・ランス所属MF伊東純也。代表復帰後、FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選4試合での驚異的なスタッツを残しているだけに、15日のオーストラリア戦でも同選手の活躍が期待される。
伊東は2024年1,2月のAFCアジアカップ開催期間中に性加害疑惑が報じられたことにより、代表チームを途中離脱。以降、およそ半年にわたり代表招集から遠ざかっていたが、大阪地検が8月に嫌疑不十分で不起訴処分にすると、9月に代表復帰。5日の最終予選・中国戦で復帰後初ゴールを決めると、試合後にはメディアインタビューを通じてファン・サポーターへ感謝の思いを伝えていた。
MF三笘薫(ブライトン)とともに、ドリブル突破をはじめ傑出した個人技でチームを支えている伊東。代表離脱前の2023年11月に行われた2次予選・シリア戦で4アシストをマークしていたが、復帰後も存在感を発揮。中国戦では27分間のプレーで1ゴール2アシストを挙げたほか、バーレーン戦では45分間ピッチに立ち1アシスト。10月11日に行われたサウジアラビア戦でも、81分にFW小川航基のゴールをアシストするなど、チームの勝利に貢献している。
W杯予選における伊東の活躍ぶりは、海外でも話題に。日本サッカーを専門に扱う『Hola Sports』によると、同選手は直近のW杯予選4試合で1ゴール8アシストと、207分間のプレーで9得点に絡んでいるとのこと。1ゴール平均わずか23分であるだけに、スタッド・ランス所属ウインガーの攻撃力に称賛の声が多く寄せられている。
一部報道により、ピッチ外で問題を抱えていた伊東。多くのサッカーファンが望むように、よりサッカーに集中できる環境が整えば、同選手のゴールに絡むペースがさらに上がる可能性も考えられる。
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