Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

コンサドーレ札幌のミシャ監督は有能なの?サポーターの間で議論が過熱

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第28節で、8月25日に最下位(20位)の北海道コンサドーレ札幌がアウェーで18位のジュビロ磐田と対戦し2対0で勝利した。しかし、札幌は依然降格圏内脱出からは7ポイントも離されており、得失点差も考えると降格回避には連勝するしか道が残されていないのが現状だ。

 その最下位の札幌を率いているミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督。2006年から2011年までJ1のサンフレッチェ広島、2012年から2017年までJ1の浦和レッズ、2018年以降は札幌を指揮しており、日本での監督キャリアが18年を超えた。しかし、現在の札幌の成績を受けてか国内のサッカー掲示板には『コンサドーレのミシャ監督ってそんなに有能なのかね?』というスレッドが立ち上がり、議論が交わされている。

 「この監督はそんなに有能なのかね?なんで最下位なの?なぜ追い出したGKク・ソンユン(京都サンガ)やDFキム・ミンテ(湘南ベルマーレ)、FW岩崎悠人(アビスパ福岡)が他J1で活躍してるの?」

 「悪くいう人いないのは人たらしなだけだろ。それはそれで監督として重要な要素ではあるけど、守備の構築・修正は簡単っていってほとんど練習しない人を名将とは呼ばんでしょ。18年日本にいて取ったタイトルは豊富な資金で教え子集めた浦和時代のルヴァンカップ一つだけ」

 「実績で判断できるでしょ。取ったタイトル、勝率調べて判断しなよ」と、実績が伴っていない事実を挙げて酷評された。

 一方で「カリスマである事には間違いないねこの人。鈴木啓太を初めとした関わった選手達が軒並み崇拝してる」、「有能だよ。そこそこの選手をあてがえばめちゃスペクタクルなサッカーやる。今年のうち(札幌)は春先の編成が悲惨だったからね」と、擁護するコメントも。

 札幌がミシャのマジックで降格を免れるのか?終盤戦に入ったJ1リーグから俄然目が離せない状況だ。