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三笘薫、ブライトンと契約延長間近か。マンCの他に2クラブ関心と現地報道も

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、12日開催のプレミアリーグ(イングランド1部)開幕節ルートン・タウン戦で先制ゴールをアシスト。マンチェスター・シティ移籍の可能性が報じられているが、ここにきてブライトン残留という見方が広まっているようだ。

 三笘は昨季、プレミアリーグ初挑戦ながらも33試合出場で7ゴール5アシストをマーク。同選手の活躍ぶりをシティのジョゼップ・グアルディオラ監督が「三笘は信じられないくらい良い選手。昨季のプレーは本当に素晴らしかったし、自分にあった適切な監督とクラブのもとでプレーしている」と称賛。

 シティ指揮官のコメントをきっかけに、英紙『マンチェスターイブニング・スタンダード』は、FWリヤド・マフレズの後釜として三笘を推奨。英紙『サン』は、シティが移籍金5000万ポンド(約91億円)で三笘の獲得に乗り出す可能性を伝えていた。

 しかし英メディア『トーク・スポーツ』は12日に「ブライトンは三笘がアメックス・スタジアムを離れる最新のビッグネームにはならないと確信している」と伝えた上で、以下のように綴っている。

 「三笘にはバイエルン・ミュンヘンやアーセナルなど複数クラブが関心が寄せている。しかし、この日本代表選手はブライトンで新たな長期契約の締結に近づいているとみられる」

 「チームメイトのモイセス・カイセドがチェルシーとリバプールによる争奪戦に巻き込まれているため、三笘が自身の将来を託すことはブライトンにとって大きな後押しとなるだろう。ブライトンは今夏の移籍期間ですでにアレクシス・マック・アリスターを失っている」

 三笘とブライトンの契約期間は2025年6月まで。英メディア『フットボール・インサイダー』は今年3月に「契約延長交渉を開始した」と報じるとともに、新契約の内容について「2027年6月までの契約延長、週給倍増(2万ポンド:約320万円から4万ポンド)」と伝えていた。