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STVV林大地、ニュルンベルクにレンタル移籍へ「本人は別の移籍先を…」

林大地 写真:Getty Images

 かつてサガン鳥栖に在籍していた東京五輪日本代表FW林大地は、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)から2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)ニュルンベルクへ買い取りオプション付きのレンタル移籍により加入するようだ。

 ベルギー紙『HBVL』は今月14日に「林はニュルンベルクへ移籍する。STVVとニュルンベルクはほぼ合意に達している」と報道。16日には「林のニュルンベルク移籍交渉は最終段階に入っている。19日にメディカルチェックを受けて、複数年契約を結ぶ」と伝えていたが、ドイツ紙『Nurnberger Nachrichten』はレンタル移籍での加入と報じていた。

 すると『HBVL』も18日になって、レンタル移籍でのニュルンベルク加入見込みだと報道。「林本人は別の移籍先を探そうとしていた。日本では交渉中止と報じられたが、彼はニュルンベルク移籍間近だ」と綴っている。

 ニュルンベルクはブンデスリーガ(ドイツ1部)を1度、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)を4度制した古豪。2018/19シーズンには元日本代表MF久保裕也を擁していたが、ブンデスリーガ最下位に終わり2部降格。以降4シーズンつづけて2部の舞台で戦っており、今季は14位で終了。3部入れ替え戦圏内の16位アルミニア・ビーレフェルトから勝ち点5差と、かろうじて2部残留を果たしている。

 またニュルンベルクには久保の他にも、セレッソ大阪所属MF清武弘嗣やアイントラハト・フランクフルト所属MF長谷部誠、FC琉球所属FW金崎夢生など、過去に複数の日本人選手が在籍していた。