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日本代表MF久保建英の“パナスタ発言”に注目。ペルー紙「ファンに物議醸す」

久保建英 写真:Getty Images

 日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)は、今月15日開催のキリンチャレンジカップ2023エルサルバドル戦で1ゴール2アシストをマーク。パナソニックスタジアム吹田開催のペルー戦でも活躍が期待される中、対戦相手国のメディアが同選手のコメントに注目。「日本のサッカーファンに対して物議を醸すような発言」と紹介している。

 久保は昨年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍すると、今季はラ・リーガ(スペイン部)で9ゴール4アシストをマーク。森保ジャパンでは昨年11月のFIFAワールドカップ・カタール大会でプレーすると、今年6月の代表活動では背番号「20」を着用。エルサルバドル戦ではフリーキックから先制ゴールをアシストすると、前半25分に追加点を奪っている。

 ペルー紙『リベロ』の報道によると、久保はパナソニックスタジアム吹田での日本代表戦開催について「このスタジアムはあんまり印象良くないですけど、代表戦は。そういう部分も払しょくできるように頑張りたいです」と語ったとのこと。このコメントを受けて、同紙は以下のように綴っている。

 「日本代表のベストプレーヤーである久保は、ペルー代表との親善試合について自国のファンに対して物議を醸すようなコメントを残している。彼が語ったところによると、いわゆる“大阪の呪い”のせいで、パナソニックスタジアムはあまり良い印象を与えてくれないという」

 「それもそのはず、パナソニックスタジアムでは日本代表が何度も重要な試合で敗れている。そのため“呪われたスタジアム”と呼ばれている。キリンチャレンジカップのベネズエラ戦、カタールW杯アジア最終予選のオマーン戦、キリンカップサッカーのチュニジア戦で敗れている」

 カタールW杯の舞台で強豪ドイツ、スペインを下した森保ジャパン。2026年大会のW杯アジア予選を今年11月に控える中、今度こそパナソニックスタジアム吹田で白星を飾りたいところだ。