ブラジル代表 Jリーグ

Jクラブのオファーに「喜ばない」W杯ブラジル代表監督アル・ヒラル行きか

チッチ監督 写真:Getty Images

 FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)ブラジル代表監督のチッチ氏には、Jリーグ挑戦の可能性が報じられている。ただここに来て、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で浦和レッズに敗れたアル・ヒラルが新天地候補に浮上している。

 チッチ氏はカタールW杯後の昨年12月にブラジル代表監督を退任して以降、およそ半年間にわたりフリー。ブラジルメディア『De Primeira』が先月報じたところによると、同氏はブラジル1部コリンチャンスからのオファーを拒否。サウジアラビア1部アル・ヒラル、ギリシャ1部オリンピアコス、トルコ1部フェネルバフチェにくわえてとあるJリーグクラブとも交渉しているという。

 そんな中、ブラジルメディア『グローボ』は14日にチッチ氏の去就を特集。「アル・ヒラルや欧州の中小規模のクラブからの関心の他に、日本国内クラブからオファーが届いている。しかしチッチ氏を喜ばせるものではない」とし、日本行きの可能性が低いと主張。

 「彼は欧州で監督業を再開することが可能だと考えていた。しかし今のところ欧州からのオファーは1クラブのみだ」とし、「アル・ヒラルからオファーが届いた場合には、受け入れる可能性がある」と中東行きが濃厚との見方を示している。

 アル・ヒラルはサウジアラビア1部リーグを18度制した強豪。元FC東京所属選手のDFチャン・ヒョンスらを擁する中、直近4シーズンで2度のACL優勝を成し遂げている。ただ今季はACL決勝で浦和相手に2試合合計1-2で敗北。先月にラモン・ディアス監督の退任が決まっている。

 なおチッチ氏はブラジルやUAE国内の複数クラブを率いた後、2016年6月からカタールW杯終了までブラジル代表を指揮。パリ・サンジェルマン所属FWネイマールをはじめスター選手を指導する中、国際Aマッチ81試合で61勝13分7敗。ただ2018年のロシアW杯でベスト8に終わると、カタールW杯でも準々決勝でクロアチア代表に敗れている。