FC東京からポルトガル1部ヴィトーリア・ギマランイス(ヴィトーリアSC)へ期限付き移籍のDF小川諒也は、期限付き移籍期間満了によりヴィトーリアを退団見込み。来週までにベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)へのレンタル移籍が正式決定する見通しだと、現地メディアが報じている。
小川は昨年5月、買い取りオプション付きの1年レンタルにより、FC東京からヴィトーリアへ移籍。加入直後にはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選全4試合で先発出場していたが、ポルトガル1部リーグ開幕後は出場機会が限定。昨年11月19日のポルトガル国内カップ戦を最後にトップチームで出番がなくシーズンを終えていた。
ヴィトーリアの会長が小川の退団を明言する中、ベルギーメディア『Voetbal』は今月5日に「FC東京からSTVVへのレンタル移籍が決まった」とリポート。ベルギー紙『HBVL』が14日報じたところによると、選手本人はすでに現地入り。14日にもメディカルチェックを受ける予定だが、ビザ発給の手続きに1週間を要するため、チーム合流は来週にずれ込む可能性があるという。
またSTVVはガンバ大阪所属MF山本理仁の獲得もほぼ確実だと報じられている。『HBVL』は同選手の今後について「U22日本代表の活動に参加中の山本は、14日のオランダ戦を終えた後にベルギー入りする」と伝えている。
STVVは今季終了後、日本人選手のメンバー入れ替えを敢行。DF橋岡大樹、FW岡崎慎司、FW原大智、FW林大地の退団がほぼ確実である一方、アルビレックス新潟からMF伊藤涼太郎の獲得を決めている。
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