アンジェ・ポステコグルー監督は、スコットランド1部セルティックでFW旗手怜央やFW古橋亨梧ら日本人選手を指導。セルティックをリーグ連覇に導くと、プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーの指揮官に就任している。そんな中、元浦和レッズ監督のリカルド・ロドリゲス氏が、ポステコグルー率いる横浜F・マリノスと対戦した時の思い出を語った。
リカルド氏は2017年から4シーズンにわたり徳島を指揮。2020シーズンに徳島をJ2優勝、J1昇格に導くと、2021シーズンには浦和監督就任1年目ながらも天皇杯を制覇。2022シーズンもAFCチャンピオンズリーグでチームを決勝進出に導いている。またポステコグルー率いる横浜FMとは、浦和時代の2021年3月に対戦し0-3で敗れている。
そんなリカルド氏は、英紙『ミラー』のインタビューに応じた際、ポステコグルー監督の特徴を聞かれると「ポステコグルーの率いるクラブと対戦したことがあるが、厳しい試合だったね。エネルギッシュでプレスの強度が高く、相手の勢いを止めるのが難しかった」と回答。
「あの時、横浜FMはある程度の成熟度を兼ね備えていたけど、我々(浦和)はまだ新しい体制でスタートしたばかりだった。試合後、ポステコグルーは私に声を掛けてくれた。『試合では我々が勝ったけど、君は良い進歩をしている。このやり方を続けて!』とね」と、横浜FM元監督からの金言も明かしている。
なおリカルド氏は昨年に浦和監督を退任すると、今年1月からプレミアリーグ数試合を視察。現地メディアのインタビューでは、イギリス国内での監督業再開に前向きであることを明かしていたが、ここにきてアルベル・プッチ・オルトネダの後任としてFC東京監督就任の可能性が報じられている。
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