Jリーグ 柏レイソル

鳥栖・朴一圭の柏戦遅延行為に脚光も。柏・立田悠悟の横浜FM戦退場が物議

立田悠悟 写真:Getty Images

 柏レイソルは10日に行われた明治安田生命J1リーグ第17節で、横浜F・マリノスに3-4と逆転負け。DF立田悠悟が遅延行為により退場となったことが議論の対象となる中、2021年8月21日に行われた柏対サガン鳥栖における鳥栖所属GK朴一圭のプレーに注目が集まっている。

 柏は3-2と1点リードの87分、立田がFW宮市亮を手で引っ張ったことによりイエローカードを貰う。判定に納得がいかなかった立田はボールを大きく蹴り出す。すると、池内明彦主審は同選手に遅延行為として2枚目のイエローカードを提示。立田の退場で1人少ない状況になると、後半アディショナルタイムに2失点。思わぬ試合展開で勝ち点を逃している。

 主審の判定については、ツイッター上で「マリノス寄りだ」といったコメントが数多く見られるのか、池内主審への批判も殺到。「審判買収」という言葉がトレンド入りするなど、柏サポーターから不満が沸き起こっている。

 そんな中、柏サポーターの間では2021年8月21日の鳥栖戦における朴の遅延行為が話題に。この試合では鳥栖が3-1とリードで迎えた90分、ボールがタッチラインを持っているにもかかわらず朴がボールをキープ。くわえてMF三原雅俊を突き飛ばしたが、直前にボールを投げ捨てるなど遅延行為に該当するシーンが2度あったとして「レッドカードが妥当」という意見が上がっていた。

 それだけにツイッター上では「立田が退場ならば、朴一圭も退場なのでは?」「Jリーグジャッジリプレイで、今回の立田の件との違いを説明してほしい」といった声も。遅延行為に対する警告のあり方を巡って議論が白熱している。