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トッテナムにセルティック古橋亨梧獲得推奨。英紙「ケインの控えとして完璧」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーは今月、セルティックを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督の招へいを公式発表。セルティック所属FW古橋亨梧の獲得に動く可能性も報じられているが、現地ではイングランド代表FWハリー・ケインの控え要員になるとの見方が広まっている。

 古橋の去就については、英紙『デイリーレコード』が「ポステコグルー次期監督の要望」とした上で「トッテナムの獲得候補に含まれている」と報道。『サン』は「トッテナムは古橋獲得へ移籍金2000万ポンド(約35億円)を用意する」と伝えるとともに、ケインがレアル・マドリードへ完全移籍する可能性を指摘。ただスペイン紙『スポルト』は9日、レアル・マドリードがケイン獲得に動かないと主張している。

 そんな中、英紙『デイリーエクスプレス』の記者であるライアン・テイラー氏は、トッテナムに古橋の獲得を推奨。「トッテナムにとって、古橋の獲得は良いと考えている。ケインのようなトップレベルのストライカーがいる場合、カップ戦で活躍できる選手や最後の15分間でベンチから出てくる選手が必要だからだ」と語るなど、あくまでも古橋をケインのバックアッパーとして見立てている。

 トッテナムは2022/23シーズンのプレミアリーグで18勝6分14敗。来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選出場圏内の7位アストン・ビラから勝ち点1差の8位と、欧州カップ戦出場権を逃してシーズンを終えている。またケインは今季リーグ戦全38試合出場で30ゴールをマーク。得点ランキングではマンチェスター・シティ所属FWアーリング・ハーランドから6ゴール差の2位だった。

 なお英メディア『フットボール・インサイダー』は、古橋に関心を寄せているクラブとして、トッテナムの他にノッティンガム・フォレスト、ボーンマス、クリスタル・パレスを列挙。ただ一方でセルティックと契約延長の可能性もあわせて伝えている。