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トッテナム、古橋亨梧含む日本人選手3名獲得か「ポステコグルー好みで…」

旗手怜央(写真左)と古橋亨梧(写真右) 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーは、セルティックのアンジェ・ポステコグルーと2年契約締結で合意したとみられている。日本代表FW古橋亨梧の去就に注目が集まる中、ここにきて新たにセルティック所属MF旗手怜央ら日本人選手2名にもトッテナム移籍の可能性が浮上している。

 カタールのスポーツ専門局『ビーインスポーツ』は、トッテナムがポステコグルー監督を招へいした場合に獲得する可能性がある選手として、旗手やVfBシュツットガルト所属DF伊藤洋輝など5名を紹介。

 MF三笘薫所属ブライトン移籍報道が飛び交う旗手について「ポステコグルーは昨年、日本サッカーに関する知識の高さを活かして川崎フロンターレから旗手という無名選手を引き抜いた。この140万ポンドの契約は、ポステコグルーの才能を見抜く鋭い眼力と、トッテナムのダニエル・レヴィ会長のもとで働く監督に必要な予算を伸ばす能力を示すものだ」

 「彼はライン間のスペースを見つけ、ディフェンスを振り切るパスを供給することにより、ポステコグルーの強度が高い攻撃スタイルを後押しする。旗手が中盤にいることで、トッテナムは停滞した横への志向が強いスタイルを捨て去ることが可能だ」と綴っている。

 またセリエA(イタリア1部)王者ナポリからの関心も報じられている伊藤については「過小評価されがちな伊藤は、ポステコグルー好みである抜け目のない選手の特徴をすべて備えている。彼は3バックの左、センターバック、左ウイングバックでプレーできる。市場価値が650万ポンド(約11億2000万円)と、驚くほどコストパフォーマンスに優れている」と、ユーティリティ性を高く評価している。

 ポステコグルー監督の去就については、欧州の移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が5日に「トッテナムがついにアンジェ・ポステコグルー氏を次期監督と口頭で合意に達した。2年契約であり、さらに契約期間延長オプションが含まれるため、2026年6月まで有効となる可能性がある」とリポート。

 古橋の去就については、英紙『デイリーレコード』が「ポステコグルー次期監督の要望」とした上で「トッテナムの獲得候補に含まれている」と報道。「トッテナムは移籍金3000万ポンド(約52億円)を用意する可能性がある」と伝える一方、トッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケインにはレアル・マドリード移籍の可能性が報じられている。