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「浦和ショルツはファウル」アル・ヒラル側が誤審主張!PKアリと見解も

アレクサンダー・ショルツ 写真:Getty Images

 浦和レッズは6日に埼玉スタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグで、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルに1-0と勝利。2試合合計2-1でACL優勝を果たしたが、アル・ヒラル側からFWアブドッラー・アルハムダンとDFアレクサンダー・ショルツのコンタクトプレーで誤審があったという意見が沸き起こっている。

 浦和は先月29日に敵地で行われた1stレグを1-1で終了。2ndレグでも前半から主導権を握られたが、圧倒的なホームアドバンテージを生かして48分にオウンゴールから先制。その後はアル・ヒラルの猛攻を振り切ると、ボール支配率30%未満と厳しい戦いの中でも勝利をもぎ取っている。

 中東で問題視されているのは、前半9分のシーンだ。DFムハンマド・アル・ブレイクが敵陣左サイドから左足で右斜めにパスを供給。アルハムダンが反応してファーストタッチでペナルティエリアに侵入したものの、ショルツがすぐにアルハムダンに寄せてシュートを打たせなかった。

 中東メディア『アル・アラブ』は、過去に3度FIFAワールドカップの舞台で主審を務めたシリア人のジャマル・アル・シャリフ氏の見解を掲載。これによると、同氏は前半9分のシーンについて「個人的には、アル・ヒラルのPKに値する」と主張。接触シーンについて解説した上で「主審は両選手の近くにいたにもかかわらず、アルハムダンが倒れるまでの過程を見逃した」と、誤審の可能性を指摘している。