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アル・ヒラルサポがルール違反か!ACL決勝浦和戦の横断幕掲出巡り一触即発

アル・ヒラルの選手たち 写真:Getty Images

 浦和レッズは6日に埼玉スタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグで、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルに1-0と勝利。2試合合計2-1でACL優勝を成し遂げた。そんな中、アル・ヒラルサポーターのルール違反が話題を呼んでいる。

 浦和は先月29日に敵地で行われた1stレグを1-1で終了。2ndレグでも前半からボールを握られたが、圧倒的なホームアドバンテージを生かして48分にオウンゴールから先制。その後はアル・ヒラルの猛攻を振り切り、見事3度目となるACLのタイトル獲得を果たした。

 この一戦では、メインスタンド南側の一角にアウェイ席が設けられ、およそ3000人のアル・ヒラルサポーターが応援に駆けつけていた。しかしアル・ヒラルの情報を専門に扱うツイッターアカウント『ヒラルスタッフ』では、運営スタッフがアル・ヒラルサポーターに対して注意するシーンが公開。サポーターがスタッフに抗議するなど揉め合いとなる中、横断幕が強制撤去される場面に対して、アラビア語による批判のメッセージが寄せられている。

 しかし浦和が試合前日に公式ホームページ上で公開した「横断幕掲出場所全体図」では、今回撤去された場所は、アル・ヒラルの横断幕掲出エリアに含まれていなかったとのこと。そのため、浦和サポーターからは「当然の対応」、「ダメな場所に出せば容赦無く撤去だよ」、「運営スタッフに感謝」といった声が上がっている。

 なお浦和は今回のACL優勝により、2023/24シーズンのACL東地区プレーオフ出場権を獲得している。あと一歩でタイトルを逃したアル・ヒラルサポーターは、横断幕の一件もあり複雑な気持ちでスタジアムを後にしたことだろう。