日本代表・海外組 海外日本人選手

シャルケ吉田麻也失言!宿敵ドルトムント格上扱いで独紙「不快な事実を…」

吉田麻也 写真:Getty Images

 日本代表DF吉田麻也(34)所属のシャルケは、MF鎌田大地(26)の移籍先有力候補であるボルシア・ドルトムントとライバル関係にある。その両クラブによるダービーマッチが来月12日に控える中、地元メディアが吉田麻也の失言を報じている。

 吉田麻也は25日にMF遠藤航(29)、MF原口元気(31)、DF伊藤洋輝(23)ら擁するVfBシュツットガルトとの一戦を控える中、24日の記者会見で「今週末の試合では残留争いのライバルと対戦しますけど、ホームゲームでは6万人のサポーターが僕たちを後押ししてくれます。間違いなく特別な雰囲気になりますね」と、残留争いの行方を占う一戦にむけて意気込みを語っている。

 そしてシャルケの現状について問われると、「シャルケは2部から昇格したクラブです。もちろん、個々のクオリティはドルトムントよりも低いですけどね、アイントラハト・フランクフルトは…」と語った後、「ドルトムントではありません、すみません」と即座に訂正。

 「もちろん、バイエルン・ミュンヘンやフランクフルト、ライプツィヒに比べれば、個々のクオリティは落ちますけどね。ただここ3,4試合のように、チームとしてプレーできれば、違いを生み出すことができますよ」と自信を覗かせている。

 この吉田麻也のコメントを受けて、ドイツメディア『RHHR24』は「シャルケは残留争いのために、ボルシア・ドルトムントは優勝争いのためにシーズンを戦っている。しかし吉田麻也は、この不快な事実を言いたくはないようだ」とリポート。シャルケにとってドルトムントが宿敵であることを理解した上での同選手の振る舞いを伝えている。

 なおシャルケは21試合を終えて2勝7分12敗。依然として最下位に沈んでいるが、直近4試合はいずれも0-0と守備面での改善が見られている。14位のVfBシュツットガルト、FW浅野拓磨(28)擁する16位VfLボーフムとの対戦で良い結果を残して、ドルトムントとのダービーマッチに臨みたいところだ。