Jリーグ 名古屋グランパス

元大宮・名古屋シモヴィッチが韓国移籍へ。元東京V佐藤優平と同僚に

ロビン・シモヴィッチ 写真:Getty Images

 かつて名古屋グランパスや大宮アルディージャでプレーしていたスウェーデン人FWロビン・シモヴィッチ(31)は、2022シーズン限りでスウェーデン1部所属クラブを退団。韓国2部・全南ドラゴンズへ移籍し、かつてモンテディオ山形や東京ヴェルディでプレーしていたMF佐藤優平(32)とチームメイトになるようだ。

 スウェーデン紙『Sportbladet』は今月はじめに「シモヴィッチが韓国の全南ドラゴンズ移籍に近づいている」と報道。「両者は以前から交渉を続けており、合意まであと一歩のところまで来ている。すべてが予定通りに進めば、来週にも契約を結ぶことになる」とと交渉状況を伝えた一方、年俸や契約年数などオファーの内容には触れていない。

 同選手は2016シーズンから2年間にわたり名古屋グランパスに在籍すると、2年つづけてリーグ戦で2桁ゴールをマーク。2018年から大宮アルディージャでプレーしていたが、2019年12月に契約満了により退団。イタリアのリヴォルノやノルウェーのオッズBKをへて、2021年2月にスウェーデン1部ヴァールベリBoISに加入していた。

 ヴァールベリBoIS加入以降は、2021シーズンのリーグ戦で3ゴールにとどまっていたが、2022シーズンは7得点をマーク。2部入れ替え戦で2ゴールをあげてチームを1部残留に導いたが、シーズン終了後に契約満了を告げられていた。

 なお全南ドラゴンズは2022シーズンの韓国2部リーグ戦で6勝17分17敗。2部所属クラブでは異例のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ参戦もあり、昇格プレーオフ圏外の11位で終えていた。

 また佐藤優平は韓国挑戦1年目の2022シーズンから中盤の主力選手として活躍。先月11日に2023シーズンの契約更新で全南ドラゴンズと合意に達している。