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柏が元ブラジル代表MFルーカス獲得合意間近か!レアルやミラン関心の過去

ルーカス・リマ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・柏レイソルは、今冬の移籍ウィンドウでブラジル人MFドッジ(26)をブラジル1部サントスへ放出。ゴイアスへ期限付き移籍していたブラジル人FWペドロ・ハウル(26)もブラジル1部昇格組ヴァスコ・ダ・ガマへ完全移籍している。そんな中、昨年にブラジル1部パルメイラスからフォルタレーザECへレンタル移籍していた元ブラジル代表MFルーカス・リマ(32)の獲得に近づいているようだ。3日、ブラジルメディア『ランセ』が報じている。

 同選手はSCインテルナシオナルやサントス、パルメイラスなどブラジル国内の複数クラブでプレー。2015年にはミランやレアル・マドリード、バルセロナなど欧州ビッグクラブからの関心が報じられたほか、ブラジル代表にも選出。代表では2016年のコパ・アメリカ(南米選手権)など14試合に出場したが、2017年1月を最後に招集されていない。

 そんなルーカスは2021年8月から昨年12月まで、パルメイラスからのレンタル移籍によりフォルタレーザECに在籍。攻撃的MFとしてフォルタレーザEC加入当初はスタメンでの出場機会を確保していたが、昨年7月以降はベンチ要員に降格。2022シーズンのブラジル1部リーグで13試合の先発出場にとどまると、シーズン終了後にレンタル移籍期間満了によりフォルタレーザECを退団。くわえてパルメイラスも契約満了により退団しており、現在は無所属状態となっている。

 そんな中『ランセ』はルーカスの去就について「彼の運命の地は、アジアになるに違いない」とした上で、選手サイドが柏レイソルと交渉を進めていることを報道。これによると、同選手はUAEやサウジアラビア国内クラブからも連絡があったが、中東移籍に関心を示さなかったとのこと。早ければ来週にも柏レイソル移籍で合意に達するという。

 1度のブラジル1部リーグ優勝、2度のコパ・リベルタドーレス(南米選手権)優勝と、実績を残してきたルーカス。かつて欧州移籍が噂されていた大物選手が、Jリーグに参戦するか注目が集まる。