明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪は、韓国1部・FCソウルから元U23韓国代表GKヤン・ハンビン(31)を獲得する可能性が取りざたされている。そんな中、韓国メディア『Xスポーツ』はFCソウルが同選手の後釜確保に動いていることを報じた。
ヤン・ハンビンの去就については、韓国紙『中央日報』が今月19日に同選手に近い関係者の話として「セレッソ大阪と交渉しているのは事実だが、まだ明確な結論は出ていない。韓国国内クラブのほかに(国外の)複数クラブと議論を進めているところだ」とリポート。セレッソ大阪をはじめ複数クラブから関心を寄せられている現状を伝えていた。
すると『Xスポーツ』は23日になって「FCソウルの正守護神であるヤン・ハンビンは、Jリーグ移籍を試みている」と報道。韓国国内の移籍市場に詳しい関係者の話として「FCソウルは韓国2部・富川FC所属GKチェ・チョロンとの契約手続きを加速させている。(ヤン・ハンビンにかわる)正守護神として獲得する見通しだ」と、ヤン・ハンビンのFCソウル退団が既定路線との見方を示している。
身長195cmで右利きのヤン・ハンビンは、2014シーズンからFCソウルでプレー。2017シーズン途中から正守護神として活躍しており、今季もリーグ戦や下位6クラブにより残留プレーオフでほぼ全試合に先発出場。35試合の出場で44失点、9度のクリーンシート達成という成績でシーズンを終えていた。
なおセレッソ大阪のゴールキーパー陣では、元韓国代表GKキム・ジンヒョン(35)が10シーズン以上にわたり正守護神として君臨。GK清水圭介(34)らがバックアッパーとして控える中、今季途中にベトナム代表GKダン・バン・ラム(29)が退団している。
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