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G大阪退団ウェリントンと競争の過去。SB転向カイオにJリーグ勢オファーか

カイオ・パウリスタ 写真:Getty Images

 ブラジル1部フルミネンセ所属であり、かつて元ガンバ大阪所属FWウェリントン・シウバ(29)や元柏レイソル所属MFドッジ(26)とチームメイトだったブラジル人FWカイオ・パウリスタ(24)に対して、Jリーグクラブが近日中にもオファーを提示するようだ。22日、フルミネンセの専門サイト『NETFUL』が伝えている。

 身長184cmで左利きのカイオは、2020年1月にブラジル2部トンベンセFCからフルミネンセへ移籍。加入1年目は両ウイングでウェリントン・シウバらとのポジション争いで後れをとり、ブラジル1部リーグでわずか3試合の先発出場にとどまっていた。しかし昨年9月からレギュラーに定着すると、今季は左サイドバックに転向。リーグ戦17試合に先発出場していたが、10月中旬以降は7試合つづけて出番がなかった。

 『NETFUL』の報道によると、カイオには以前から中東や日本国内のクラブが関心を寄せているとのこと。今後数週間以内にJリーグクラブなどがフルミネンセに対して正式オファーを提示するとみられ、フルミネンセも同選手の放出に前向きだという。

 またカイオの代理人は先月ブラジル国内メディアのインタビューに応じた際、欧州圏のクラブからオファーが届いていることを明言。フルミネンセの会長も同選手に欧州移籍の可能性があることを認めている。

 なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、カイオとフルミネンセの契約期間は2026年6月までとのこと。今後Jリーグクラブがどのような条件でオファーを提示するのか注目が集まる。