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浦和ユンカー、MLS移籍報道もJリーグ残留匂わせ?神戸オファーの過去も

キャスパー・ユンカー 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズ所属のデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)は23日21時すぎ、今冬移籍の可能性を示唆するようなツイートで注目を浴びている。そんな中、同選手による23日深夜の投稿がきっかけとなり、Jリーグ他クラブへ移籍するという憶測が駆け巡っている。

 ユンカーの去就については、デンマーク紙『bold』は今月14日に「MLSのポートランド・ティンバーズが浦和レッズに対して、ユンカーのレンタル移籍による獲得オファーを提示したと報じられている。このオファーには、買い取りオプションも盛り込まれている」と伝えていた。

 またデンマークのスポーツ誌『Tipsbladet』が20日、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)の情報を専門に扱う『MLSサッカー』の報道を引用する形で同選手の浦和レッズ退団が確実だと報道。「浦和レッズは監督交代をしており、新たなストライカー獲得に動いている」と、マシエイ・スコルツァ新監督の構想から外れたとの見方を示していた。

 ユンカー本人は23日21時すぎに、砂時計の絵文字をツイート。浦和レッズ退団を示唆するものだとして、Jリーグファンから数多くのコメントが寄せられていた。すると24日1時50分ごろに、来季Jリーグ開幕戦の対戦カード一覧表の投稿に反応。片手をあげて喜ぶ男性の絵文字をツイートすると、「浦和レッズ残留なのか?」、「浦和レッズにはユンカーが必要だ!」、「Jリーグでプレーしてくれるということなの?」、「少なくともJリーグには残留しそうだ」といった声が沸き起こっている。

 なおJリーグ他クラブのユンカーに対する関心では、昨夏ヴィッセル神戸が浦和レッズに移籍金3750万デンマーククローネ(約6億6000万円)のオファーを提示したが、浦和レッズが却下したとデンマークメディア『NordicBet』が報道。ユンカー本人も昨年11月に母国メディアのインタビューで高額オファーが届いていたことが事実だと認めている。