明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズ所属のブラジル人FWエヴェラウド(31)は、母国復帰間近となっているようだ。23日、ブラジルメディア『Futebol Bahiano』が伝えている。
エヴェラウドは昨季終了後、コリンチャンスやサントスなどブラジル国内クラブからの関心が伝えられていたが、鹿島アントラーズに残留。今年6月にもブラジル1部アトレチコ・ゴイアニエンセからの関心が報じられてたが、アトレチコ・ゴイアニエンセ会長はブラジルメディア『sagres』のインタビューで「彼の代理人と本当に良い会話をしたが、今回は(彼を獲得する)可能性はゼロだ。彼が鹿島アントラーズで稼ぐ金額を手放すことができないし、彼は2024年まで契約している」と語っていた。
ただ今月21日になって、ECバイーアの専門YouTubeチャンネル『Sou Mais Bahia』が「ECバイーアがエヴェラウド獲得にむけて、交渉を進めている」と報道。するとブラジル紙『O DIA』のジャーナリストが23日に「バイーアはエヴェラウド獲得に近づいている」とツイート。合意内容については明らかになっていないが、現在は同選手獲得にむけての最終調整が行われているという。
一方でバイーアの専門サイト『ec bahia.com』は同選手と鹿島アントラーズの契約期間について「契約満了間近だ」と報道。アトレチコ・ゴイアニエンセ会長の発言とは異なった見解を示している。
なおエヴェラウドは2020年1月に鹿島アントラーズへ加入。来日1年目にJ1リーグで18ゴールをあげて、J1の年間ベストイレブンに選出。ただ昨季はJ1リーグ戦28試合の出場で1ゴールにとどまると、今季も序盤に内転筋関連鼠径部の負傷で離脱すると、カタールW杯日本代表FW上田綺世(23)の退団した7月以降もレギュラーに定着できなかった。
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