Jリーグ ベガルタ仙台

仙台加入エヴェルトン「日本の生活環境は…」浦和時代回顧も

エヴェルトン 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・ベガルタ仙台は今月15日、ポルトガル1部ポルティモネンセからブラジル人MFエヴェルトン(29)をレンタル移籍により獲得したと公式発表している。そのエヴェルトンがベガルタ仙台に対する印象や浦和レッズ在籍時の経験を語った。26日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。

 同選手は2019シーズンから2年間にわたり浦和レッズに在籍。浦和レッズ退団後はポルトガル1部ポルティモネンセでプレーしていたが、昨季はリーグ戦でわずか11試合の先発出場。今季もここまで13試合中6試合のスタメン出場とレギュラー定着には至らず、ベガルタ仙台へ1年レンタルにより加入している。

 そんなエヴェルトンは『O JOGO』のインタビューに応じた際、ベガルタ仙台の印象について「ベガルタ仙台には歴史があるし、プロジェクトも興味深いね。浦和時代に対戦したことがあるけど、日本サッカー全体の特徴と同じように、非常に組織だったスタイルのチームであることは知っているよ」とコメント。

 「Jリーグに初めて挑戦した時の経験は素晴らしかった。浦和レッズでうまくいったから、日本に戻るための扉は開かれていると思っていたんだ」とJリーグ再挑戦に前向きな言葉を残している。

 さらに同選手は「日本はすべてにおいて規律正しい。雰囲気も穏やかで住み心地が良く、妻も気に入ってくれている。今は生後8か月の子供がいるけど、(浦和レッズでプレーしていた時と)何も変わりはないよ」と、日本の環境に対して好印象を抱いていることも明かした。

 なおポルトガル紙『ア・ボーラ』の報道によると、エヴェルトンはレンタル移籍決定前にポルティモネンセと2026年6月まで契約延長したとのこと。今回のレンタル移籍により、ベガルタ仙台がポルティモネンセにレンタル料として100万ユーロ(約1億4400万円)を支払うと報じている。