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元川崎・三好康児が一時帰国…去就不透明と報道も「市場価値3.6億円で…」

三好康児 写真:Getty Images

 ロイヤル・アントワープ所属の東京五輪日本代表MF三好康児(25)は先月、左膝前十字靱帯損傷により手術。リハビリ目的で一時帰国したほか、現時点でも来季の去就が不透明であるようだ。3日、ベルギーメディア『VOETBAL』が報じている。

 三好康児は昨季終了後の監督交代もあり、今季は負傷離脱前までジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)10試合中9試合に先発出場して1ゴール1アシストをマーク。昨季までと異なり主力選手として活躍していたが、先月2日のコルトレイク戦でプレーした際に左膝前十字靱帯を痛めていた。

 クラブの発表によると、同選手は今月3日にリハビリのため帰国したとのこと。離脱期間は数ヶ月とみられており、年明け以降に渡欧するとみられる。

 また三好康児とアントワープの契約期間は来年6月までとのこと。『VOETBAL』は先月、同選手の去就について「マルク・ファン・ボメル監督のもとで重要性が増しているため、正当で当然の契約延長を夢見ることもできる。だが直近数ヶ月間では、アントワープと三好康児の代理人との間で具体的な話し合いがなく、負傷後もそれほど変化はない」と報じていた。

 なお『VOETBAL』は、アントワープが2020年に三好康児の買い取りオプション行使により川崎フロンターレへ120万ユーロ(当時約1億4000万円)を支払ったと伝えた上で、「現在の市場価値は250万ユーロ(約3億6000万円)だ」と主張している。