Jリーグ

【J1リーグ2022】個人残留を決め躍動する選手たち5選

浦和レッズ MF岩尾憲 写真:Getty Images

岩尾憲(徳島ヴォルティス→浦和レッズ)

2016年から籍を置いた徳島ヴォルティスを離れ、今シーズンレンタル移籍で浦和レッズへ加入したMF岩尾憲。現在浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督とは、徳島時代(2017-2020)にも苦楽を共にした仲だ。当然監督のサッカーに対する理解度も高く、懐刀としてここまで多くの試合でスタメン出場を果たしている。プレイメーカーとしても極めて重要な役割を果たしており、ここまでアシストも6つ記録。まぎれもなく浦和の柱として躍動中だ。

浦和はリーグ戦でこそ思うような順位にいるわけではない。しかし、ACLでは決勝進出を果たしており悲願の優勝まであと1つと迫っている。レンタル移籍という立ち位置ではあるが、個人としてもチームとしても充実している岩尾。レンタル期間終了後の去就も含めて、残りのシーズン注目度の高い選手の1人だ。


浦和レッズ MF松尾佑介 写真:Getty Images

松尾佑介(横浜FC→浦和レッズ)

元々は浦和レッズ下部組織出身のMF松尾佑介。仙台大学(2016-2019)と横浜FC(2019-2021)での武者修行を経て、満を持して浦和に戻った今シーズン、その貢献度はかなり高いものとなっている。加入当初は左サイドでのプレーが主となるとも思われたが、最前線での起用も多くチャンスシーンに多く絡む活躍を見せている。得点、アシストともに抜きん出た数字ではないが、持ち前のスピードとドリブル突破を生かしたプレーは浦和の攻撃に間違いなくプラスの要素を加えていると言えるだろう。

そんな村尾は、意外にもここまで日本代表には縁がない。しかし人材不足ともいわれる左サイドの適正を持ち、さらに最前線での起用も可能となれば、今後無視できない存在へとなっていくに違いない。まだ25歳とこれからさらに脂の乗る年齢なだけに、今以上の活躍を期待をしてしまう。


京都サンガ GK上福元直人 写真:Getty Images

上福元直人(徳島ヴォルティス→京都サンガ)

徳島ヴォルティス(2020-2021)からの移籍先として、12年ぶりにJ1リーグを戦う京都サンガを選んだGK上福元直人。日本人選手の中でも屈指のシュートストップ能力に加えて、相手のロングボールへの適切な飛び出しなど守備範囲の広さが魅力のGKだ。シーズン序盤には飛び出しによってレッドカードを提示されたこともあったが、ここまでほとんどの試合でスタメンフル出場を果たしている。

久々のJ1を戦う今シーズンの京都だが、残念ながら目標は残留という順位にいる。しかしだからこそ経験豊富なベテラン選手であり、ゴールを守る最後の砦でもある上福元の出来が、チームに与える影響は大きい。シーズンも終盤戦を迎える中、あと何度スーパーセーブが見られるのか、また、そのセービングでチームを残留へと導けるのか注目したい。

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名前Sくん
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