明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは、ブラジル人FWヤン・マテウス(23)を完全移籍で獲得することにより、ポルトガル2部モレイレンセと合意に達したようだ。30日、ポルトガルメディア『SIC Noticias』が報じている。
身長175cmで左利きのヤンは、2019年にブラジル1部パルメイラスのトップチームへ昇格。昇格後はプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のエストリルやスポルチ・レシフェへレンタル移籍すると、2020年8月からはレンタルによりモレイレンセに在籍。2021/22シーズンはプリメイラリーガで34試合中23試合に先発出場。6ゴール4アシストをマークするなど、右ウイングで定位置をつかんでいた。
そんなヤンの去就についてはポルトガル紙『O JOGO』が今月28日、横浜F・マリノスへの移籍がほぼ確実と報道。選手本人がモレイレンセのプレシーズントレーニングから離脱したと伝えていた。
すると『SIC Noticias』は「ヤン・マテウスの横浜F・マリノス完全移籍で合意に達した。モレイレンセはパルメイラスとの買い取りオプションを行使し、150万ユーロ(約2億400万円)で横浜F・マリノスにヤン・マテウスを売却する」と報道。横浜F・マリノスとモレイレンセが同選手に関する取引を成立させたとみられる。
横浜F・マリノスはブラジル人FWレオ・セアラ(27)やFWアンデルソン・ロペス(28)など、外国籍選手5名を抱えている。ヤン・マテウスの加入により、外国人枠を巡る競争がより一層激しくなることが予想される。
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