Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FM、ポルトガル2部所属FWにオファーか。「現在交渉中」と海外報道

ヤン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは、ポルトガル2部モレイレンセに所属するブラジル人FWヤン(23)の獲得に動いている可能性があるようだ。22日、ブラジル紙『O DIA』のジャーナリストが伝えている。

 身長175cmで左利きのヤンは、2019年にブラジル1部パルメイラスのトップチームへ昇格。昇格後はプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のエストリルやスポルチ・レシフェへレンタル移籍。2020年8月からはレンタルによりモレイレンセでプレーしており、パルメイラスでの実戦経験がほとんどない。

 同選手は2021/22シーズンのリーグ戦で34試合中23試合に先発出場。6ゴール4アシストをあげ、右サイドでレギュラーに定着していた。しかし、モレイレンセはホームアンドアウェイ方式による入れ替え戦の末、2試合合計1-2で2部降格となっている。

 『O DIA』のジャーナリストは22日、自身のツイッターアカウントを更新。「ヤンは横浜F・マリノスからレンタル移籍のオファーを受けている。パルメイラスには50万ドル(約6800万円)が支払われるとみられ、現在交渉中だ」と、横浜F・マリノスがヤンの獲得に動いていることを伝えている。

 なおドイツの移籍情報専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ヤンのパルメイラスからモレイレンセへのレンタル期間は来年6月までであるという。J1リーグで首位を走る横浜F・マリノスはすでに外国籍選手5名を抱えているが、今夏の移籍ウィンドウでブラジル人選手を迎え入れることはあるのだろうか。