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浦和移籍確実リンセン、PSG戦でデビューか!蘭メディアが現状説明

ブライアン・リンセン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、オランダ1部フェイエノールトからオランダ人FWブライアン・リンセン(31)を獲得することが確実と伝えられている。そのリンセンは浦和レッズ加入後、いきなりパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する可能性があるようだ。21日、オランダメディア『VOETBAL』が報じている。

 リンセンの去就については、今年4月末に浦和レッズと選手サイドの交渉が伝えられると、今月7日にクラブ間合意に達したとオランダ国内メディアが一斉に報道。リンセン本人が近日中に来日するとみられているが、7日を最後に同選手の動向は伝えられていなかった。

 しかし、『VOETBAL』は21日になって「日本では7月15日に移籍市場が正式にオープンする。そして浦和レッズもリンセンを正式に選手登録することになる。リンセンはこの日まで、新天地でのトレーニングを行わない」と同選手の現状を報道。

 つづけてリンセンのデビュー時期について「浦和レッズでのデビュー戦で、非常に魅力的な相手と対戦することになるかもしれない。7月16日の清水エスパルスとのリーグ戦は、リンセンにとって早すぎる。デビュー戦ではパリ・サンジェルマンがその相手になりそうだ」とし、7月23日開催の「パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー2022」でデビューする可能性があると見解を示している。

 なおオランダメディア『RTV Rijnmond』は今月7日、浦和レッズとリンセンの契約期間が2年半であると報道。浦和レッズがフェイエノールトに移籍金として130万ユーロ(約1億8400万円)を支払うことで合意したと伝えている。

 また、リンセンは2021/22シーズンのエールディビジ(オランダ1部)で34試合中26試合に先発出場して13ゴール8アシストをマーク。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)では決勝まで勝ち進んだが、ローマ相手に敗戦。プロキャリア初となるタイトル獲得とはならなかった。