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浦和との関連は?オランダ1部フェイエノールトが日本人選手獲得調査か

小野伸二 写真:Getty Images

 エールディビジ(オランダ1部)のフェイエノールトは、今夏の移籍期間で日本人選手の獲得に動く可能性があるようだ。21日、オランダメディア『VOETBAL』が伝えている。

 フェイエノールトは2019年5月、浦和レッズと戦略的パートナーシップの覚書を締結。移籍市場においてJリーグクラブとの関係を強化すると、今月上旬にはオランダ人FWブライアン・リンセン(31)を浦和レッズへ放出することで合意に達したと伝えられている。

 また、浦和レッズは昨年3月にデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)を獲得。当時コロナ禍で外国籍選手の日本入国が不透明である中、ユンカー本人はフェイエノールトのクラブ施設でメディカルチェックを受けたとみられている。

 そんなフェイエノールトの補強計画について、『VOETBAL』は「フェイエノールトは日本市場の方向を合わせている」と見出しをうち、日本人選手の獲得に興味を持っていると報道。

 「フェイエノールトは現在、日本の広い範囲でスカウティング活動を行っている。したがって、日本人選手がフェイエノールトにやって来る可能性は十分にある」

 「具体的な名前は出ていないが、フェイエノールトは浦和レッズと依然として良い関係を持っていることが知られている」と日本人選手獲得に向けた動きを伝えているが、獲得候補に挙がっている選手は現時点で明らかになっていないようだ。

 なお、フェイエノールトには元日本代表MF小野伸二(42)が2001年夏からおよそ4年半にわたり在籍。同選手は海外挑戦1年目の2001/02シーズンにUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝を果たしている。また、現在横浜F・マリノスに所属するFW宮市亮(29)も、2011年1月から半年間フェイエノールトでプレーしていた。