Jリーグ 横浜F・マリノス

ポステコグルー契約延長は確実か。英紙「横浜FMで培った知識が…」

アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー氏は、セルティックとの契約延長に向かっているようだ。13日、英メディア『GIVE ME SPORT』が伝えている。

 ポステコグルー氏は2018シーズンから3年半にわたり横浜F・マリノスを率いると、昨年6月にスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のセルティック監督に就任。セルティックでは日本代表FW古橋亨梧(27)、FW前田大然(24)、MF旗手怜央(24)、MF井手口陽介(25)らを擁する中、スコティッシュ・プレミアシップとスコティッシュリーグカップで優勝。欧州挑戦1年目でいきなり成功を収めている。

 『GIVE ME SPORT』はポステコグルー監督の今後について「セルティックの新契約にサインする見込みだ」という見出しをうち、契約延長が既定路線と主張。現行契約が今月末に満了を迎えることにふれた上で「ポステコグルーがセルティックで新しい契約を結ぶのは、『もし』というより『いつ』の話だ」と見解を示している。

 また、セルティックがポステコグルー監督との契約延長に動くことが考えられる理由に「ポステコグルーが短期間でクラブにもたらした成功のためだけではない。元オーストラリア代表監督である彼の人選も見逃せない。セルティックがスコティッシュ・プレミアシップのタイトルを奪還した大きな要因であり、素晴らしいかった」と新戦力の活躍ぶりも列挙。

 「横浜F・マリノス監督時代に培った日本サッカーの知識は、キョウゴやハタテのようなJリーグからやってきた選手をグラスゴーで即戦力として起用し、成果を上げている。結局のところ、ポステコグルーは監督としても移籍市場でも信頼できる人物であることを上層部に示したのだ」と締めくくっている。

 なお、英紙『デイリーレコード』は今夏セルティック移籍の可能性がある日本人選手として、清水エスパルス所属のU21日本代表MF松岡大起(21)やFW鈴木唯人(20)の名前を挙げている。ポステコグルー監督が再びJリーガーをセルティックに連れてくるのか注目が集まる。