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太田宏介「日本代表の攻撃陣は…」元清水・指宿洋史はW杯出場へ楽観視か

太田宏介 写真:Getty Images

 日本代表は24日、敵地シドニーでFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦に臨む。その中、かつてFC東京や名古屋グランパスでプレーしていたDF太田宏介(34)や、昨季まで清水エスパルスに在籍していたFW指宿洋史(31)が日本代表の現状を語った。24日、オーストラリアメディア『10 Sport』が伝えている。

 日本代表はカタールW杯アジア最終予選の開幕戦でオマーン相手に0-1と敗れるなど序盤は苦戦を強いられたが、昨年10月に行われたオーストラリア戦での劇的勝利を皮切りに5連勝。先月1日開催のサウジアラビア戦で2-0と勝利して首位サウジアラビアとの勝ち点差を「1」に縮めている。

 一方、オーストラリア代表は昨年10月12日に埼玉スタジアム2002で行われたカタールW杯アジア最終予選の日本戦で0-1と敗戦。その後も1勝3分と格下のオマーンや中国相手に勝ちきれず、日本とサウジアラビアの直接対決を残す中、グループBで2位日本との勝ち点差が「3」に広がっている。

 現在Aリーグ(オーストラリア1部)のパース・グローリーでプレーしている太田宏介はオーストラリアメディアのインタビューに対応。森保一監督率いる日本代表の陣容について「今の日本代表の攻撃陣は若くてエネルギッシュな選手がすごく多いので、オーストラリア代表は注意した方がいいかなと思います」と語っている。

 また、清水エスパルス退団後の今年1月にAリーグのアデレード・ユナイテッドへ加入した指宿洋史は、W杯出場へ王手をかけている日本代表の現状について「日本代表に日本人が求めているのは、ワールドカップ予選をマストで通過することなので、そういう意味では今は悪くはないかなと思います」とコメント。そしてオーストラリア代表の全体的な印象を聞かれると「オーストラリアの選手はフィジカル面で日本人よりも勝っていると思います」とコメントを残した。