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香川真司をSTVV監督絶賛!「スター性を持って…」三笘薫と直接対決の可能性は…

香川真司 写真:Getty Images

 シント=トロイデンVV(STVV)は13日、日本代表MF三笘薫(24)と東京五輪U24日本代表DF町田浩樹(24)を擁するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズとの直接対決に挑む。その中、STVVのベルント・ホラーバッハ監督が香川真司の振る舞いを称えた。11日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 同選手は昨年12月18日にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを退団すると、先月10日にSTVVへ正式加入。現地到着後もビザ発給の問題でしばらく個別でのトレーニングが続いていたが、今月1日に全体トレーニングへ合流していた。また、5日に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第26節・KVコルトレイク戦ではメンバー入りしたものの出番が訪れることはなかった。

 ホラーバッハ監督はユニオン・サン=ジロワーズ戦の前日記者会見に出席。香川真司の状況について聞かれると「シンジは正しい道を進んでいる。コルトレイク戦ではまだ準備ができていなかった。もう1週間トレーニングを積んだことによって、さらに一歩前進している。誰もがミラクルを期待しているから、我々は彼と一歩ずつ進んでいかなければならない」

 「シンジは勤勉だし、創造力も経験も豊富だ。スター性を持って歩いているわけでもない。それがすべてうまくいっているんだ」とコメント。ユニオン・サン=ジロワーズ戦出場の可能性について言及しなかったものの、およそ5カ月ぶりとなる公式戦出場にむけて着実に前進していることを強調した。

 なお、STVVはこの一戦でFW原大智(22)が累積警告のため出場停止となっている。また、東京五輪U24日本代表DF橋岡大樹(22)もイエローカードが累積4枚となっており、出場停止にリーチがかかっている状況だ。