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守田英正、トルコ移籍は消滅へ!サンタ・クララ会長が今冬放出阻止へ

守田英正 写真提供:Gettyimages

 プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正(26)は、トルコ強豪クラブへ移籍する可能性が消滅したようだ。19日、トルコメディア『Fanatik』が伝えている。

 守田英正の去就を巡っては、今年8月にスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェへの移籍が濃厚とトルコ国内メディアが報道。しかし、CDサンタ・クララは移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)という条件でオファーが届いたものの、契約解除条項の設定額である1000万ユーロ(約13億3000万円)の提示があった場合のみ交渉に応じることを明かすなど、売却に応じなかった。

 ただ、先月にフェネルバフチェのライバルであるガラタサライやポルトガル国内の強豪であるポルトからの関心が伝えられているほか、今月に入るとフェネルバフチェが再び獲得に乗り出す可能性をトルコメディアが報じていた。

 しかし、『Fanatik』の報道によると、CDサンタ・クララの会長を務めるトルコ人のイスマイル・ウズン氏は、守田英正が今後もチームに必要不可欠な戦力であり続けると判断。来年1月の移籍ウィンドウで放出しない方針を固めたという。

 なお、守田英正は今年1月に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。3年半の契約を交わすと、1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。中盤センターに必要不可欠な戦力としてダニエル・ラモス前監督から絶大な信頼を寄せられていた。

 また、今季はすでに2度監督交代が行われる中、ここまでリーグ戦で15試合中12試合に先発出場。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)・グループステージでも全試合でスタメンに抜てきされるなど、昨季までと変わらず中盤の主力として活躍している。