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Jリーグからのオファー拒否!元名古屋シャビエル獲得間近のブラジル2部が攻撃的MFと契約延長

Jリーグ 写真提供: Gettyimages

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロに所属する元ブラジルU20代表MFジオバンニ(27)は、Jリーグクラブからのオファーを却下していたようだ。15日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 同選手は2012年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のコリンチャンスでトップチームに昇格。しかし、ポンチ・プレッタやアトレチコ・パラナエンセなど他クラブへのレンタル移籍を繰り返すと、2016年7月にコリンチャンスを契約満了により退団。その後はECサンベントやゴイアスなどブラジル国内クラブを転々とし、昨年10月にクルゼイロへ加入。今年3月にアヴァイFCへのレンタル移籍により一度チームを離れていたが、6月に復帰すると、今季はクルゼイロの一員としてリーグ戦35試合中22試合に先発出場。トップ下や右サイドで起用される中、5ゴール2アシストと結果を残していたものの、クルゼイロは1部復帰を果たせなかった。

 そんなジオバンニはクルゼイロとの契約が今月末で満了を迎えることもあり、去就が不透明になっていたとのこと。『グローボ』の報道によると、Jリーグクラブからオファーが届いていたほか、ブラジル1部や2部の複数クラブも同選手の動向を注視していたという。

 しかし、クルゼイロ幹部が同選手を中盤に必要不可欠な存在として高く評価していたほか、本人もクルゼイロ残留を望んでいたとのこと。クラブは16日にジオバンニとの契約延長を公式発表している。

 なお、クルゼイロは今季限りで名古屋グランパスを退団したブラジル人MFガブリエル・シャビエル(28)の再獲得にむけて、選手サイドと交渉を行っていると伝えられている。ジオバンニに対してどのJリーグクラブがオファーを提示したのかに気になるところだ。