本田圭佑、日本代表での注目選手2名挙げる「東京五輪世代は応援している」

　日本代表は16日深夜にFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のオマーン戦を控えている。その中、W杯の舞台で3度プレーした経験を持つ元日本代表MF本田圭佑（35）が13日、自身の公式YouTubeチャンネルにおけるライブ配信で日本代表の注目選手を挙げた。

　日本代表はカタールW杯アジア最終予選で2勝2敗と苦戦を強いられる中、11日に敵地でベトナム代表と対戦。前半17分にFW伊東純也（28）のゴールで先制したものの追加点を奪えず、終盤にはオープンな展開となる中、1-0と辛うじて勝利を収めている。また、日本代表はこのベトナム戦での勝利により、首位サウジアラビアに4ポイント差まで迫っている。

　このベトナム戦での攻撃陣のクオリティや試合終盤でのプレーに対しては、一部のファンや識者から不満の声が上がっている。ただ、本田圭佑は視聴者からベトナム戦の感想を聞かれた際、「勝つべき試合をしっかり勝ったという印象」と語るなど、前向きに受け止めていた。

　そんな本田圭佑は、日本代表で期待している選手を問われると「三笘選手とかかな」と回答。川崎フロンターレで頭角を現し、現在はジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）のロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズに在籍しているMF三笘薫（24）の名前を挙げている。

　つづけて「今の日本代表の若い世代、（東京）オリンピック世代は応援してますけどね。冨安選手とか」とコメント。アーセナルの右サイドバックでレギュラーに定着しているDF冨安健洋（23）へも期待を寄せている。

　なお、ベトナム戦では冨安健洋がフル出場した一方、三笘薫は出番がなかった。三笘薫は先月中旬のリーグ戦でハットトリックを達成しているだけに、日本のサッカーファンの多くが同選手のプレーを待ち望んでいるはずだ。