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堂安律にプレミア移籍の噂が!長谷部・鎌田所属フランクフルトなどドイツからも関心

堂安律 写真提供: Gettyimages

 エールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンに所属する日本代表MF堂安律(23)はブンデスリーガ移籍が噂される中、プレミアリーグのクラブからも関心を寄せられているようだ。9日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じた。

 堂安律の去就を巡っては、今夏の移籍ウィンドウではアイントラハト・フランクフルトやマインツ、ボルフスブルク、フライブルクなどドイツ国内の複数クラブが同選手の獲得に興味を示していた。しかし、PSVは堂安律との契約が2024年6月まで残っていることもあり、600万ユーロ(約7億8000万円)以上の移籍金を要求。結局、正式なオファーは届くことなく、同選手はPSVに残留している。

 ただ、堂安律は先月に代理人を変更するなど移籍に向けた動きを見せると、バイエル・レバークーゼンやフランクフルトからの関心が伝えられていた。その中、『カルチョメルカート』の報道によると、今月に入ってサウサンプトンも同選手の獲得に興味を示しているという。

 サウサンプトンは今夏の移籍ウィンドウでチェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(20)をレンタルにより獲得。また、エバートンから元イングランド代表FWセオ・ウォルコット(32)の獲得に成功したほか、ノルウェー代表MFモハメド・エルユヌシ(27)がセルティックへのレンタル期間を終えて復帰するなど攻撃陣の枚数を揃えている。

 しかし、今季はプレミアリーグ第11節終了時点で3勝5分3敗で勝ち点14の獲得にとどまっている。くわえて、チーム全体の得点数は「10」とプレミアリーグ20クラブ中3番目に少ない数字となっており、今冬にも攻撃陣のテコ入れを図る可能性があるようだ。

 なお、『カルチョメルカート』は先月、サウサンプトンがセルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)に関心を寄せていると報じていた。サウサンプトンは得点力不足が課題となる中、果たして日本人選手の獲得に動くことはあるのだろうか。