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「最も重要な場面で…」板倉滉に地元メディアから厳しい評価…カップ戦で3部相手に敗戦

板倉滉 写真提供:Gettyimages

 シャルケに所属する日本代表DF板倉滉(24)は26日、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)2回戦・1860ミュンヘン戦でフル出場したが、チームは0-1で敗れた。ドイツメディア『RUHR24』は28日、同選手のパフォーマンスに対して厳しい評価を下している。

 板倉滉は先月12日開催の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第6節・パダーボルン戦から6試合連続で先発出場すると、直近のリーグ戦4試合において無失点での勝利に貢献。すでに現地のサポーターから絶大な支持を得ているほか、ディミトリオス・グラモジス監督からもセンターバックの主力として確かな信頼を寄せられている。

 そんな板倉滉は、1860ミュンヘン戦でもリベロ(3バックの中央のポジション)で先発出場したものの、キックオフからわずか5分後に先制ゴールを献上。シャルケはドイツ3部クラブ相手に反撃を試みるも、結局最後までゴールを奪うことはできず、0-1と敗れている。

 『RUHR24』は同選手に対して「3.5」という及第点以下の評価(ドイツでは1から6までの評価であり、数字が小さいほど高評価。及第点は「3」)を与えている。そして同選手のパフォーマンスについて「前半5分に失点シーンでは、珍しくまずいプレーをしていた。(1トップである)サッシャ・モルダース(の動き)につり出されたのだ。そして、ステファン・レックスにパスが通り、ゴールを許した。その後は、安定感のあるパフォーマンスを見せたが、最も重要な場面で成功しなかった」と失点に直結するプレーを指摘している。

 なお、シャルケは29日に第12節・ハイデンハイム戦を控えている。シャルケはリーグ戦で好調を維持するだけに、板倉滉としては好パフォーマンスを発揮して1860ミュンヘン戦でのミスを挽回したいところだ。